自然の家では、まず入所式を行いました。施設の職員の方から施設内での過ごし方や、寝具の準備の仕方や片付け方などを説明していただきました。一緒に泊まる人や自分たちが去った後泊まる人のことを考えて行動することの大切さについて、真剣に聴き、その後の行動に移すことができていました。
最初の活動は「野外炊事」でした。あらかじめそれぞれの班で決めていた役割に沿って、責任をもって手際よく仕事をする様子はさすがでした。新聞紙につけた火が薪につくまでに手こずったり、煙で涙が出たり、ご飯の水の分量が多かったり、小さなトラブルはあったもののみんなで力を合わせて、どの班もおいしいカレーライスをつくることができました。「今まで食べたカレーライスの中で一番おいしい。」「みんなで協働したことを実感した。」など、達成感にあふれた感想を語り合いながら楽しく昼食を食べることができました。また、片付けでも各班ともに素晴らしいチームワークで効率よく進めていました。
お昼の後は、体育館に移動して「ボッチャ」と「ボルダリング」をクラスごとに行いました。ボッチャはパラリンピックの公式種目ですが、なかなか体験する機会がなく、ほとんどの子どもたちが初めての挑戦でした。初めのうちはボールの扱いにも慣れず苦労している様子も見られましたが、何度か繰り返しプレーする中で、より楽しくするための工夫を考えて、ゲームを進化させていました。「ボルダリング」は、壁につけてある凸凹を手でつかんだり、つま先を引っかけたりして、ゴールを目指すゲームです。手がかりになる凹凸の順番を考えて計画的に進んだり、身体を揺らして勢いをつけたり、頭脳と体力をフル回転させて挑戦していました。
ニュースポーツを楽しんだ後は、夕飯です。まず食事係が食堂に向かい、配膳を行いました。ここでは、食事係の手際の良さが光りました。みんなで力を合わせ、声をかけ合って食器を並べていました。食事の際も、落ち着いてしっかりと食事をする様子が見られました。
夕食の後は、体育館で「しっぽとりゲーム」を行いました。はじめは今までも体育の学習などでも経験のある普通の「しっぽとりゲーム」から始めたのですが、次は敵陣のライトの色を変える「陣地取りしっぽとりゲーム」、最後は体育館の中の一部落とした「薄暗闇での陣地取りしっぽとりゲーム」と、次々に課題を増やしていきました。担当した係の児童は、みんなの意見を聞きながら、「もう一回やったら次のルールに進もう。」「そろそろ電気を暗くしよう。」など、状況に応じてルールを変えるとともに場の雰囲気を盛り上げてゲームを進めていて、その様子に、感心させられました。すべてのチームで立派だったのはゲーム中に起こってしまったいさかいについて、ゲーム終了後にお互いに謝罪しあい、長引かせることなく自分たちの力で解決していたことです。様々な場面で、自分も他の人も大切にする姿を見ることができ、大変うれしく思いました。
体育館から部屋に帰ってきてからは、班長・部屋長会議を行いました。一日目を振り返るとともに、二日目の日程について確認し各部屋の友達に責任をもって伝達することができていました。また、その後の入浴や就寝についても大変スムーズに進められ、時間を守って休むことができました。たくさん頭と身体をつかって活動した疲れを取るため、しっかりと休んで二日目に備えていました。








